全国8地区で開催されてきた各地区予選、地区決勝を勝ち上がった37チームが集結!「全国ダブルススクランブルゴルフ選手権 ミックスクラス」は、いよいよ全国大会決勝の日を迎え、“ミックスペアナンバー1”の座をかけた熱い戦いが、ここ千葉県のカレドニアン・ゴルフクラブにて繰り広げられました。栄光のトロフィーにその名を刻むのは、果たしてどのチームでしょうか!?

平成2年の開場以来、およそ30年の年月を経て熟成極まった同クラブ。自然の地形を活かしたスコットランド志向の本格的チャンピオンシップコースで、フェアウェイのうねりやグリーンのアンジュレーション、巧みに配置された池やバンカーなど戦略性の高さに定評があり、数々のプロトーナメントやアマチュア選手権競技の舞台として歴史を刻んできました。充実した練習施設と最高のコースコンディション。ゆったりと流れる時間の中、各チーム共、スタートまでの準備に余念がありません。


ご夫婦、カップル、親子からお友だち同士まで、同組のペア同士でスタート前に仲良く記念撮影。いいですね! ハイ、チーズ!

各ペア共、彩り鮮やかなウェアがフェアウェイの緑によく映えますね。

一度味わったらやめられないスタート前の緊張感。競技ゴルフの醍醐味、楽しさがここにあります。名コースでのプレーを噛みしめるように、各ペアが続々とティオフをして行きました。

パワーヒッターからスインガーまで、華麗なフォームは日頃の練習の賜物。全国大会決勝に相応しく、ナイスショットの競演! 男子も女子もレベルの高さに驚かされます。どうですか? 皆さん素晴らしいスイングでしょう!? 白球が青空に吸い込まれていきます。Nice Shot!!

それにしてもミックスダブルスということで、各ペア共にお似合いですねぇ。時に優しく、時には厳しく、お互いを支え合い、励まし合う姿は微笑ましい限り。仲睦まじいペアがコース上の至るところで見られました。何だか、羨ましくなっちゃいます……

秋本番、絶好のゴルフ日和。頭上を頻繫に通過するジェット機も、また気分を高めてくれます。


さぁ、グリーン手前の大きな池が美しい18番ホールに各組が上がってきました。

「teamクリスタル」の松原 満選手と髙宮久美子選手のお二人。
パターを片手に「今日はパターが入りませんでした!(笑)」とホールアウト。

「HANAHANA」の徳嶽政暁選手と徳嶽千明選手は「こんなもんです。潜れませんでした!(笑)」と、パープレーでホールアウト。

河原綾子選手と石田昭彦選手の「Team22」。顔は笑顔も、心は「泣いてます(笑)」

「楽しかったです! スコアはパープレーでした」とは、秋山保幸選手と山田汐莉選手の「コブラ」のお二人。ウェアの両胸と背中には勇ましい虎の絵が!(笑)

宮内志栄選手と松本緑選手の「龍神」はアウト36、イン37と奮わず「やっちゃいました!」と苦笑い。

やはり難しいグリーンのためか、今日はなかなかパットが決まりませんね。

「MIFUNE」の東文誓選手と渡邉和美選手は「バーディ6個、いや、それ以上獲りました!」と、笑顔でホールアウト。最後はちょっと難しかったですね!

お互いの健闘を称え合う「Team Devil」の安部幸也選手(左)と「フルルカフェ」の野尻龍次選手。

「バーディ9個獲りました!」と、自信満々に上がってきた「フルルカフェ」の野尻龍次選手と大井もと子選手。後続組を待ちます。

「優勝チームに貢献しちゃったかな?(笑)」と「Team Devil」の安部幸也選手(左)と木村禎子選手。笑顔がとっても素敵です。お疲れさまでした!

「チームKY」の北浦隆史選手と山下恵選手。一日、仲睦まじいプレーぶりを見せるも、ズバリ「KYの意味は“空気読めない”です(笑)」

澤井均選手と澤井綾子選手の「プラネット」はアウト33、イン34の67の大健闘。バーディ6個を奪うも「疲れました(笑)」と笑顔でホールアウト。

目立ち度抜群! お馴染みの派手なウェアでお茶目なポーズを決めるのは「お~しゃんず」の鈴木 功選手と鈴木百香選手。アウト34、イン36の70でホールアウト。

「HAITTER×HAITTER」の岩佐玲子選手と岩佐樹里哉選手は親子ペア。将来はプロ志望の樹里哉選手が豪快なゴルフで母を引っ張るも、「今日はバーディ2個だけ。パターがダメでした」と奮わず。

「ヒロシ&チーボー」の草野 浩選手と佐々木千穂選手は「グリーンが難しかったけど、楽しいのが一番!」と最終ホールでナイスパットを決めてグータッチ!

アウト35、イン35のトータル70。「ダブルA」の天野乾三選手と天野由佳選手は「疲れました。バーディ獲れませんでした」と、ややお疲れの表情でホールアウトも、チェックのシャツがとってもおしゃれでした!

こちらは親子で出場の「TEAM TEZUKA」の2人。お父さんの手塚久仁彦選手がナイスアプローチショットでバーディチャンスにつけました!

こちらの「Wife is aデビル」もバーディチャンス。

ナイスバーディ!

そして「TEAM TEZUKA」も……

Yes! ナイスバーディ!! 娘の前で魅せた! 父、渾身のガッツポーズ!

親子で歓喜のグータッチ! いただきました!

アウト33、イン35、トータル68と大健闘。「Wife is aデビル」の守谷敦子選手と守谷征広選手は満面の笑みでホールアウト。

そして「どうだ、見たか!」と言わんばかり。親子の絆でバーディを奪ってみせた「TEAM TEZUKA」の手塚久仁彦選手と手塚あいり選手。親子で某名門大学ゴルフ部出身の手塚親子。「娘よ、見たか!」最後は父の貫禄バーディで締め括りました。

そして、9番ホールにはインスタートの最終組「星野リゾートメローウッド」の稲村雅樹選手と稲坂明子選手が上がってきました。

入念にラインを読み合います。

しかし……

あぁ! なんという……

残念! 惜しくもバーディならず。最終ホールをパーでホールアウト。全選手プレーを終了しました。さて、結果の発表です!

■上位入賞チーム

第3位 アウト34、イン33、トータル67ストロークの5アンダーで、柳井由紀選手、永岡 栄選手のペア「エイミー&ボギー」。
「コースはトリッキーで難しく、グリーンも読みづらかったけど、2人のゴルフがうまく噛み合いました」と、一日を振り返ってコメント。練習ラウンドなしで7バーディを奪う素晴らしいプレーで入賞を果たしました。

第2位 アウト35、イン31、トータル66ストロークの6アンダーで、稲村雅樹選手と稲坂明子選手のペア「星野リゾートメローウッド」。
「今日はボギーがアウトとインで1つずつ、その2つのボギーが優勝できなかった敗因です。ボギー1つでもダブルスでは大きいんですよ」と稲村選手は反省の弁。それでも「ダブルスの楽しさは普通の試合の倍以上ですよ!」と、お二人笑顔で語ってくれました。

そして優勝はアウト32、イン33、トータル65ストロークの7アンダーで、野尻龍次選手と大井もと子選手のペア「フルルカフェ」。
「今日はパットが良かったですね。グリーンの速さもちょうど良かったし、キャディさんの読みが素晴らしかったです。キャディさんの言う通りに打てばすべて入ってくれました。パートナーに恵まれ、2人のゴルフがうまく噛み合い優勝することができました」と、喜びのコメント。9バーディを奪う見事なゴルフで勝利を掴み取りました。おめでとうございました!

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